azukipochette's weblog

memory dump (mini)

サイトの仕組みを調べる

時々、そのサイトがどのサービス上で動作しているのか、どのような技術で作成されているのかを調べたいことがある。
本エントリでは、そのような調査に役立つサイトを紹介する。

ドメインを調べる

ドメインを調べるときは WHOIS と呼ばれるサイトを使うとよい。 どのサイトを使って調べても良いが、gTLD (Generic Top Level Domain) ごとに WHOIS の場所がことなる可能性がある点に注意するとよい。 たとえば、.com.org のようなサイトは ICANN LOOKUP を使うと見つけることができる。

lookup.icann.org

Mozilla.org を調べてみると次の結果が得られる。

一方、.jp のような日本向けのサイトは ICANN LOOKUP では見つかないので、別途 JPRS が提供する WHOIS を利用するとよい。

whois.jprs.jp

たとえば、デジタル庁 (digital.go.jp) を調べてみると、次の結果が得られる。

ホスト先を調べる

以前はホスティング サービスが主流だったが、最近は各社クラウド事業が提供するサービス上で動作している場合もある。 調査方法は様々な方法があるが、"Hosting Checker" を使うと簡単に調べることができる。

hostingchecker.com

デジタル庁のサイトの場合、AWS の CloudFront (CDN) を使っていることがわかる。

そのサイトがどのような技術で作られているのかを調べる

対象のサイトがどのようなフレームワークや技術を使って作られているのかを調べる場合は、Build withWappalyzer を使うとよい。

builtwith.com

www.wappalyzer.com

たとえば、デジタル庁のサイトを "Wappalyzer" で調べると、Nuxt.js で作られていることがわかる。

ひとりごと

デジタル庁のサイトは AWS で動いているけれど、DNS は Azure なんですね。実に興味深い。