VMWare Workstation を使用して kernel debug をする
前準備
仮想マシンを設定する
- パワーオフされていないマシンにはハードウェアが追加できないため、仮想マシンがパワーオンの場合はシャットダウンする
- ハードウェアの追加で [シリアル ポート] を追加する
- [シリアルポートの種類] で [名前付きパイプに出力する] を選択
- [ソケットの指定] に次のように設定する
- <適当な名前> (たとえば \.\pipe\win8x86)
- [この端末はサーバーです。] を選択
- [接続先はアプリケーションです。] を選択
- 入出力モードで [ポーリングで CPU を開放する] にチェックする
注意 : VMWare の初期設定では、シリアル ポート1 はプリンタが使用しているので、シリアル ポート2 以降が使用される
Windows を設定する
管理者権限でコマンド プロンプトを開き、次のコマンドを入力する。設定完了後は PC を再起動すること。
bcdedit /debug on bcdedit /dbgsettings serial debugport:2 baudrate:115200 :: 再起動する場合は下記のコマンドを実行 shutdown /r /t 0
デバッグの開始
WinDbg を使用してデバッグをする場合には、コマンド プロンプトを開き、次のように入力する。
windbg -k com:pipe,port=\\.\pipe\win8x86,resets=0,reconnect
Enjoy kernel debug!